デリヘル

アナルの門内の変

ドライオーガズムをご存知だろうか。

前立腺を刺激することで射精を伴わずに得られる、性的興奮の絶頂である。その快感は射精の10倍以上とも言われ、あまりの気持ちよさに大の男が体を捩らせ、女性のように喘いでしまう。

そしてこのドライオーガズムには賢者タイムが無いと言われる。それどころか絶頂後は多幸感に包まれ、何度も連続でイク事ができる。まさに永遠の絶頂。巷では究極の快楽とも囁かれている。

その方法は、肛門から異物を挿入し、直腸越しに前立腺へ刺激を与える、というものだ。

肛門は出口、異物を挿入するなんて自然の理に反している!

そんな声が聞こえてきそうだが、私はそうは思わない。人間の体がそうする事で快楽を得られるように出来ているのならば、それはもう神の意向。言うなれば、ドライオーガズムとは神様からのギフトなのだ。

目の前に究極の快楽がある事を知りながら、それを体感出来ないようでは、死んでも死に切れない。人生二度なし。そこに禁断の果実があるのならば、私は齧りたい。

しかしこのドライオーガズム、私ポシャリーマンは実は以前に挑戦した事がある。ドイツ旅行の時だ。この時の私はアナル初挑戦だったこともあり、その快楽に目覚める事が出来なかった。

肛門から指を出し入れされたわけだが、その感覚は脱糞と同じ。それもキレの悪い方で、不快感しかなかった。アナルは一日にしてならずということのようだ。

餅は餅屋

かくして私は、アナルプレイ専門店デビューを心に決めたのである。

令和も気付けば四年。とある週末、私は鶯谷駅に降り立っていた。基本的に山手線の東側に行くことのない私に土地勘などなく、駅前のホテル街を散策する。しばらく歩いていると、神社があった。まだ初詣を済ませていなかったこともあり、これからのアナル開発成功を祈念して参拝した。

店舗

今回お世話になったお店はこちら。

鶯谷で創業16年の老舗・日本一のM性感|変態なんでも鑑定団 (hentai5765.com)

ジャンルで言えばM性感。馴染みのない人も多いかもしれないが、焦らしプレイ専門デリヘルだ。ここはなんと、通常プレイにアナルプレイが含まれているのだ。

別件の用事を済ませた足で急遽決めたため、ホテル街を歩きながら店に電話をかける。遠目にそびえるスカイツリーが、東京で遊んでいる実感を湧かせる。まさか己のツリーをおっ立てて電話してる野郎が眼下にいるなど、あの展望台にいる人達は思いもしないのだろうな。そんな事を思った。

電話口のボーイの感じはとても良かった。早くも優良店の予感だ。前々から気になっていたみずきさんを指名する。

「みずき」変態なんでも鑑定団 – 鶯谷/デリヘル|シティヘブンネット (cityheaven.net)

最速で14:20からとのこと。時刻は12:00、まだだいぶ時間があったが了承。コースは悩んだ末、欲張М性感コース100minにした。ちなみに通常30,000円のところ、初利用キャンペーンプライス24,000円、指名料込みでも25,000円だった。基本的に男性が受け身となるスタイルだが、男性側からイタズラを出来る程度によって悶絶М性感コース欲張М性感コースDXなんでも変態コースに分かれる。いまいちどれがいいのか分からなかったため、真ん中のコースを選んだ次第だ。

まだ昼食をとっていなかったため、時間まで腹ごしらえをする事に。散策もかねて少し歩き、食べログで評価の高いラーメン屋に行った。考えてみれば、風俗の前後って大抵ラーメン食べてる気がする。

腹ごしらえを済ませ、時刻は13:00。少し早いが時間を潰せる所も見当たらなかったため、ホテルに入る事に。悩みに悩んでホテル街を3周した末、そこそこ綺麗そうで3時間5500円の部屋を見つけて入室。

丸いドアノブの古めかしい扉。部屋にはベッドと椅子のみ。ソファーではなく、椅子が2つ並んでいる。必要最低限といった感じだが、1番安い部屋なので仕方ない。

体が冷え切ったため、浴槽に湯を張りに行く。ところどころ入ったドアの錆がその古さを物語っていた。広々として清潔感あふれるジャグジーを期待していた私は気持ちが萎えてしまったので、お湯だけ張って入浴はやめとした。遊ぶときに変にケチるもんじゃないね。

部屋の片隅にあった風俗情報雑誌を熟読して時間を潰した。

そうこうしているうちに時間が来た。部屋のチャイムが鳴りドアを開けると、白いコートを来た綺麗なお姉さんが目の前に立っていた。本職が受付とのことだったが、まさにそんな感じの、恵比寿で歩いてそうなタイプだ。事前に見ていた写メ日記の写真とも相違ない、かわいい。

みずきさんですね、よろしくお願いします

緊張してる?笑

表情が固かったのだろうか、情けない。素直に認め、このお店が初めてである事も伝えた。

問診

彼女は入室するなりコートをかけて椅子に座ると、何やら鞄から書類を取り出した。まずはじめに問診をするらしい。

・プレイ中になんて呼ばれたいか

んー、かげで!

、、それって名前?

そうだよ?

今思うとここで答えるのはあだ名でなく、痴豚!だとか変態!とか、そういうことだったのかもしれない。

・責め口調はどんな感じがいいか

それってどんなレパートリーがあるの?

小悪魔系とか痴女系、あとはソフトなSかハードなSか、とか

んー、オーソドックスなのでお願いします!

それじゃあ痴女系かな

・やりたいプレイの有無

アナル開発をお願いします!男の潮を吹いてみたいです!

他には?乳首責めを重点的にしてほしいとか、あとは顔面騎乗とか排尿

排尿?けっこう希望する人多いの?

けっこういるねえ、温かいのが気持ちよくて興奮するらしいよ

それって浴室でやるの?

ベッドだよ

(え、、、?)

一通りなんでもやりたいです!

内なる痴的好奇心が刺激されてしまった。

・やりたくないプレイ、触られたくない所はあるか

ありません!

・どのような形でフィニッシュしたいか

手コキとか足コキとか

(本番フィニッシュが本望ですが)おまかせで!

・プレイ中何回イキたいか

え、どういうこと?

さくっと何発もフィニッシュしたいか、あるいは焦らしに焦らされて最後の最後にフィニッシュしたいか

焦らしこそがМ性感の醍醐味と、以前YouTubeで聞いたことがあった。

後者で!

・どこが感じやすいか

自分でもよくわかりません

明るい部屋で淡々と問診に答えていく。ボールペンを片手に佇む彼女の様子はいたって真面目だ。そこにエロさはなく、まるでこれから何か医療行為を受けるかのような気分だ。

一通り問診を終え、支払いを済ませたところで彼女がお店に連絡。いよいよプレイスタートだ!

プレイ

互いに服を脱ぐ。先ほどまでAnecan系のワンピースを纏っていたみずきさんが、あれよあれよと下着姿になっていく。下着の色はパステルピンク。可愛い。が、そのままあっという間に裸になり、浴室へ行く。何かを泡立て、みずきさんが私の乳首や陰部を洗体してくれる。

石鹸?

消毒だよー

(消毒?俺のアナルでそれほどまでにエグいプレイをするのか?)

自然と期待が高まる。体を洗い流すと、ソープでお馴染みのうがい薬をもらう。ソープと異なり、洗体はプレイの一環ではないようで、手短に体を洗い流して終了となった。バスタオルを手渡され先にあがると、部屋の隅にみずきさんの下着が小さく畳まれていた。

……….いいにおいがした(気がした)。

ベッドに腰かけ、これから見る新しい世界に期待を膨らませる変態仮面ポシャリーマン。

まもなくみずきさんも出てくる。

ご主人様、まだですか?

そう目で訴えかけると、ベッドで横になってて、と彼女は言う。何やら大きなバッグを取り出すと、小道具が中から出てくる。半畳分くらいはあるだろうか、見たことないような大きさの吸水シートらしき物を取り出し、ベッドの上に敷く。

(これから俺の体、、どうなっちゃうんだろう、、、)

私の期待は膨らむばかりだ。

今度は目隠しと手錠を取り出し、手渡される。

(え?自分でつけるんですか?)

とは思ったものの、初めての拘束プレイにますます期待が膨らむ。

両手は上にあげてて

(え?自分で上げるの?もっとこうベッドに縛り付けてガチガチに拘束してくれたりしないの?)

なにぶん初めてな私は疑問が次々と湧き出た。

かくして目隠しと緩めの手錠をつけ、セルフ万歳をしてベッドに横たわる欲しがりおじさんが完成した。

視界が失われることで、自然とその他の感覚に意識が向けられる。感覚は研ぎ澄まされ、彼女の吐息や、ちょっとした肌の接触に、己の興奮が高まるのを感じた。そして何より、初対面のお姉さんの前でこんな変態的な格好をしている事に興奮を覚えた。全集中、盲目の呼吸だ。

ふいに私の乳首に、水気を帯びた柔らかく温かい何かが触れるのを感じた。

んっ..

開幕だ!

彼女の指と唇と思わしき何かが、私の右乳首を責める。しばらくすると、彼女の唇が移動しだした。両乳首を刺激しつつの全身リップだ。彼女は三刀流使いだったのだ。

息を荒げて悶える

あれー乳首が好きなんだあ

そ、そうかも

急にスイッチが入り彼女の口調が変わった。これが、、痴女、、!(歓喜)

さっきは言ってなかったよねえ?ねえ、なんで言わなかったのー?

そう言うと、彼女は乳首への吸い付きを強めた。

ああっ!

どっちが好きなのかなあ?

ひ、、左、、?

ねえ、体よじらせちゃってどうしちゃったの?ちゃんとまっすぐ寝て

はい!

そう言うと彼女は自分の右側に横になり、右乳首を愛撫しながらの亀頭責めを繰り出してきた。

悶絶

気持ちいいんでしょー

気持ちいいの知ってるんだよー、ほらー

っ!

うっ、うわぁあああっ!!

手首の動きが変わった。見えないけれど、なんだかすごい手首のスナップを効かせた動きをしている気がする。快感を超えた先のくすぐったさ、そんな刺激が絶え間なく股間を襲う。一瞬のようにも、果てしなく長かったようにも感じられた。ちんこがどうかなっちまうかと思った。

止んだあとに疲労感がどっと押し寄せ、私はぐったりしていた。
男女の営みにおいて、基本的に主体的に動くことのない女性が事後に疲れることに長年疑問を抱いていたが、少し理解できた気がする。過剰な刺激は大いに体力を奪うのだ。

たまらずみずきちゃんに足を絡ませる。脱毛済みのすべすべ肌は、最高の肌触りだった。

足絡ませてどうしたのー、気持ち良くなっちゃった?

そう言って彼女は(見えないけどたぶん)唇を重ねた。

今度は目隠しを外し、足を開くように言われる。人に向かってМ字開脚をするのは初めてだ。みずきちゃんの前に我が菊門があらわになる。なんという羞恥。

どうしたのー恥ずかしくなっちゃった?

彼女はいたずらっぽく笑い、肛門をつんつんしてくる。自然と腰が引けてしまう。

ほら、ちゃんと寝て、力抜いて

ヌプッ

ぉおおぅ

不意にみずきちゃんが入ってきた。微塵の迷いもない、滑らかな指使い。そんな彼女はいたって澄ました表情をしていた。澄ました顔をしているが、今その指は私のアナルに収まっているのだ。目の前の女性にアナルを侵されてるという非日常感。

ふいに彼女の指先が動く

ズンッ

下腹部全体に重い衝撃が広がり、わずかに尿意も覚える。これが前立腺への刺激らしい。今までに味わったことのない感覚だ。ドイツでしてもらった物とは明らかに異質の刺激。さすがプロだ。

これって女性が奥を突かれるのと同じ感覚なんだよー

へえ、そうなんだ!

それって誰が言い出したの?両性具有?そんな事を思いつつそう答えた。

かつてない刺激。新しい世界の入り口に立つ実感が湧く。しかしその刺激も、快感にまでは至ってなかった。そして指が入る時はいいが、出る時に脱糞してるかのような不快感にも襲われた。残念ながら、総合的には不快感が上だった。

15分くらい刺激を受け続けただろうか。目覚める兆しの無い私の様子を見て、一旦中断となった。この刺激を気持ちいいと感じないことには、絶頂に至らないし潮を噴くこともないのだと言う。気付けばちんこも通常モードになっていた。

するとみずきちゃんが立ち上がる。

もう少し下にきて

そう言って彼女は私の上にまたがり、なにやら体制を整えだした。

ぁああああっ

!?

股間に温かいものが降り注ぐ。これが聖水プレイ、、、!

肌を伝うその水に彼女の温もりを感じる。だがしかし、そこに興奮は一切なかった。何かリアクションをしなければ。苦し紛れに口をついて出た言葉は

あぁ、あったかい、、

特に気の利いたことも言えず、ただ困惑した。みずきちゃんには大変申し訳なかったが、興奮する演技もできなかった。だって気持ちよくないもん。口では色々言いつつも、たぶん目は冷めていたように思う。

そんな私をよそに、恵みの雨?は降りやむ様子がなかった。きっと事前にしっかり準備をしていたのだろう。部屋中に水質音が響く。考えても仕方ない。私はそっと目を閉じ、この亀頭の滝行に興じた。

雨は止んだ。

ムスコは滝に打たれ負け、力なくその頭を垂れていた。

その様子を見て、今度は彼女の口元から雫が垂れた。また私の横に横になり、お得意の手淫が始まった。

(え、このまま続けるの?)

シャワーを浴びたい、、もうそれしか頭になかった。

と思ったのもつかの間。再び彼女の亀頭責めが始まり、私はまたベッド上で悶絶していた。

あぁ、やばい、イきそう

もうイッちゃうのー?

そう言うと、彼女の手の動きは激しさを増した。

あぁもうだめえ

いいよ、イッていいよ

再び下腹部に何か温かいものが降り注ぐのを感じると共に、脱力感に襲われる。今日は雨ばかりだ。

事後

体液を拭ってもらい、風呂場へ行く。先に入ってて、との事だったので浴槽に浸かる。

ぁあああぁ、、

久々の湯船は文句なしで気持ち良かった。みずきちゃんも浴槽に浸かる。ここでずっと気になっていた事を聞いてみた。

みずきちゃん自身はアナルプレイするの?

え?私が受ける側ってこと?私は好きじゃないからしないよー

でもしたことはあるでしょ?

んー、学生の時にしたけど、それっきりだよー

大学生?

ん-ん、高校の時

(え?)

なんでも、当時付き合っていた社会人の彼氏にされたとのことだった。

マジで?wひょっとして先生?

さすがに違うよーw

爆笑しておいたが、これは確実に私のポシャりコンプを刺激し、精神をえぐってきた。世の中には現役高校生の彼女を持つだけじゃ飽き足らず、その彼女のアナルを侵している社会人がいるという現実。女性のこういった話には必ず男の存在もあるわけで、ここで出てくる男というのは漏れなく恋愛強者側の人間なのだ。憧れと嫉妬が渦巻く。いや、嫉妬など抱いてる場合ではない。そんな男を目標とし、目指さねばならない。

そんな事を思いながら体を流し、風呂場を出た。

互いに着替えを済ませ、部屋を後にする。さっきまで私のアナルを侵していた痴女は、白いコートの似合う恵比寿系受付お姉さんに戻っていた。

お礼を言い、ホテルの前で別れる。空は青く澄みわたっていた。僅かな達成感を胸に、東京の街をあとにした。